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研究

コンピュータを用いた物質科学研究を行っています。第一原理電子状態計算や機械学習など有用な解析ツールを使いこなして物質の多様性の起源を明らかにすることが本研究室の目的です。計算手法の開発自体も本グループの主要な研究テーマです。

第一原理電子状態計算

物質や材料の原子構造と電子状態を微視的に理解することは物質の多様性起源を解するための基礎です。第一原理電子構造計算はこの目的のための必須のツールであり,使いこなすことで物質が示す多彩な現象を科学的に明らかにすることが出来ます。計算を正常に実施するためのノウハウ蓄積,計算結果の解析,問題を解決するための手法の改善・プログラミングに力を入れて研究を行っています。

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機械学習

近年の物質科学では物質に関する膨大なデータを様々なデータ解析手法を用いて解析することで物質設計・新規物性開拓を加速させようとする機運があります。これからの計算物質科学では,こうした機械学習に関する専門知識をも求められる状況となっています。本研究室も物質データベースの活用とこれに基づく静的および動的データ解析に関して独自の研究を進めています。

プログラミング

ソフトウェア開発

研究のために開発したプログラムを汎用ソフトウェアと呼べるレベルまで整備して一般公開することは,物質科学研究コミュニティへの大きな貢献です。人に使ってもらえるようなソフトウェアを作るにはユーザーフレンドリーかつ分かりやすさを追求する創意工夫が大事です。こうした作業を通して理論計算といえでも「ものつくり」の実感が得られます。

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